主要取扱分野と業務経験

鄭林涛弁護士は、環球法律事務所北京オフィスのパートナー弁護士です。主に訴訟・仲裁事件や一般企業法務等のリーガルサービスを提供しています。

 

鄭弁護士は紛争解決において豊富な経験を有しています。これまで、最高人民法院、各省市級(北京、上海、広東、天津、山東、河北、湖南、吉林、江西、寧夏等)高級人民法院及び各級地方法院、並びに中国国際経済貿易仲裁委員会及び北京仲裁委員会において受理された100件以上もの各種民商事紛争及び執行事件を代理してきました。うち、某社の代理人として最高人民法院に執行申立てを行った一連の事件はすべて、勝訴判決を得ています。最高人民法院審判委員会により執行の裁定が下されたことで、「海南紀要」適用範囲に関する論争は終結し、不良債権の処理におけるガイドライン的な意義をもたらしました。また、某社の代理人として取り扱った契約に関わる紛争事件については、初の航空機差押事件として、「北京市人民法院2016年度トップ10事件」に評価されました。このほか、某社の代理人として強制執行認諾約款付公正証書による強制執行申立てを行い、元本・利息3億人民元を全額回収しています。

 

鄭弁護士は主に、BNP Paribas、Schneider Electric、Amazon、Samsung、Singapore Telecommunications、華夏銀行、中国郵政儲蓄銀行、杭州銀行、民生信托、金谷国際信托、大業信托、中誠信托、華中租賃、華夏租賃、中国人寿、中粮集団、中国国機重工集団、中国検験認証集団、首都機場集団、新美大、猟豹、中冶建築研究総院、北京航空、星海鋼琴、深圳毅德等のクライアントにリーガルサービスを提供しています。

職務経歴

鄭弁護士は2014年に環球法律事務所に入所しました。それ以前は、長期間にわたり裁判長として民商事紛争の裁判や執行業務に携わっていました。北京市人民法院に在籍中は、「三等功」「嘉賞」を何度か授与されており、紛争対象金額が高額で、複雑かつ解決が困難な民商事紛争事件を多く含む2,000件以上もの事件の審理、執行を行いました。鄭弁護士は訴訟、執行手続を熟知し、証拠及び法適用について正確な判断力を有しています。

執務資格

中国弁護士資格(2015年)

学歴

2008年 中国政法大学卒業 法学修士

使用言語
中国語、英語